パラレル学園モノ設定



 さて、これから書くパラレル学園モノの詳しい設定を紹介します。一度「夢の庭3」で双子×セナをやりましたが、それとリンクする話にするつもりです。
 はじまりは、セナが遊星学園の教師として着任してくるところから。
 生物の教師として、二学期からの途中赴任してきたセナに、みんなが出会うという話。血縁関係は変わりませんが、セナ総受けは間違いなく。
 そして、密かに直人と凪はデキてます。ていうか、凪は生きてます。バリバリに(笑)凪にも愛を注ぎます(オイコラ)
 では、人物設定。


羽村翔:遊星学園一年。剣道部所属。
 双子の櫂とは孤児院で別々に引き取られ、一度別れたが、手紙のやりとりは続けていた。
 翔の養父母の死、櫂の養父の病気がきっかけで二人揃って遊星学園に転入した。そして遊星学園にて直人と再会。クリス、紫苑らと出会い両親のことを知ることになる。
 櫂とはとても仲がいい。校内でも有名なブラコン兄弟。
 赴任してきたセナに一目惚れ。
 それからというもの手を変え品を変え猛烈アタックを仕掛けている。しかし、未だ実る気配なし。時には櫂と協力関係を結ぶ事も。
 兎に角セナ一筋で周りが見えなくなることもしばしば。そういう時頭を叩いて正気にさせるのが親友、直人の役目。
 寮の部屋は杏里と同室。
 担任は榊原乱。

御園生櫂:遊星学園一年。
 御園生コンツェルンの御曹司。
 孤児院で翔とは別々に引き取られるが、連絡は取り合っていた。跡取となるために猛勉強をして、成績は常に学年一位。翔大好きのブラコン。
 引き取られた先で親友、凪と出会う。初恋の相手は凪。養父の病気を切欠に翔や凪と共に遊星学園に転入した。そして初恋の相手をトンビに掻っ攫われる結果に…。
 今では普通(以上ではあるが)の友人関係を続けている。櫂にとって大切なのは翔と凪。そして、セナの赴任を切欠にセナも加わった模様。
 レイヤードとは親しく、彼に声を掛けられたが故の転入であるが、ランとは根本的にそりが合わない。恐らく、似たもの同士だから。
 時折変な薬を作って翔かセナに飲ませている。
 寮の部屋はクリスと同室。
 担任は水落瀬那。

千倉杏里:遊星学園一年。吹奏楽部所属。
 可愛いマスコット的な存在。
 母が病気で、お金がなく、レイヤードに遊星学園に来ないかと声をかけられ入学。学費全額免除に加えて全寮制だから母に迷惑をかけずに済むと喜んでいる。
 純朴純粋。
 恋愛からはかけ離れた生活を送っているが、翔や櫂の動向は常に心配している。そして水落先生は大好き。小さいのも大きいのも。
 翔のルームメイトでクラスメイト。勿論担任は榊原乱。

逢坂来栖:遊星学園三年(留年三回?)。文芸部所属。
 ウィンフィールド王国の王子様。人間界には留学ということになっている。紫苑は護衛。
 学園内においては超有名人。昼寝ばかりしている。別名眠りの王子様。
 学園内のことは大抵知り尽くしている。この学園のことは気に入っているが、あと一年で卒業しないと退学させると両親に言われている。
 転入してきた翔、櫂と出会い、二人の生い立ちを知らせた人。
 根本的には面倒くさがりで短気だが、いざとなると男前でやることはきっちりやる人。意外に面倒見もいい。けど授業には出ないので紫苑あたりを常にハラハラさせている。(半分諦めている)
 赴任してきたセナに興味を持ち、いろいろと構いに行く。しかし、セナのことが好きなのかは不明。今のところ酒飲み友達。
 でも、セナのことは可愛いと思っている。
 頭にお花が咲いた紫苑に突っ込むのは大抵この人の役目。(オイ)
 寮の部屋は櫂と同室。
 担任は新島瑠伽。

水落瀬那:遊星学園生物教師。射撃部顧問。寮監。
 遊星学園に翔と櫂が転入したのを知り、赴任してきた。
 二人の両親の死後、いつも影ながら見守ってきたが、実際一番苦労してきたのは自分だと言う事を、根本的な部分で解かっていない。
 こんなものは大したことはない、と思い込むことで生きてきたとも言える。
 そして天然。無自覚だからこそ天然。普段は隙がないように見えるが、ふとした瞬間に見せる表情にときめく人は数多いる。
 おかげで結局苦労する学園生活を送ることになるが、翔や櫂たちが居るから幸せだと思っている。(ある意味幸せな人)赴任してきて、其処にクリスや紫苑が居た事にも気づいていたが、最初はみんなに自分のことを隠していた。しかし、しばらくして気づかれ、告白。
 いつも青い小鳥、ピピを肩に乗せている。
 穏やかで常に敬語を使っている。
 一応、初恋の人は紫苑だったりするが、現在はただの憧れになっている。
 自分に自信のない面が強く、時々夢に魘され、不眠に陥る事がある。他人のために自分を殺す事はなんとも思わない人。
 櫂の担任。

東堂紫苑:遊星学園歴史教師。文芸部・空手部顧問。
 クリスの護衛として遊星学園の教師になる。
 真面目で理性的なように見えて実は煩悩溢れる人。否、真面目で理性的なのも事実だが、時折脳内が煩悩に支配される事がある。
 根本的に優しく誠実で、細やかな気遣いを見せる。
 最初にセナの正体に気づいた人。
 初めのうちは同情と気遣いの部分が多かったが、そのうちセナに惹かれていく。そして結局は誰よりもセナにめろめろになっているのもこの人だろう。
 ランに苛められているセナを助けるのもこの人の役目。だからこそ、セナが一番安心して傍に居られる人でもあるのだが、逆にその所為で日々自分の煩悩と戦っている。
 切れる日は近いかもしれない…。
 今現在の心配事はクリスの卒業とセナの体調と自分の煩悩である。
 しかし、実際そのことを他人に言われたら、間違いなく泣くであろう。翔や櫂、クリスたちにはとっくに「煩悩まみれのオッサン」という烙印を押されている可哀想な人。
 凪の担任。

青木直人:遊星学園一年。剣道部所属。
 一言で言うならトンビ。
 翔の親友で、翔の養父母の死で一時離れていたが、遊星学園で再会。その際一緒に転校してきた凪に一目惚れし、猛烈アタックをしてキツネ二匹が争っている隙に掻っ攫った。
 おかげで初めのうちは随分櫂に苛められたが、翔と凪の仲立ちで、今は普通の友人関係を保っている。凪とは面白いぐらいラブラブ。
 でも、時々凪が自分より櫂を優先させるので拗ねてしまう事も。
 そして、セナに暴走する翔のストッパー。しかし、時々面白そうだと思うと自分も乗ってしまうので、最終的には凪が押さえる事も。
 アタックの仕方が翔とそっくりなあたり親友だと言える。
 寮の部屋は凪と同室。そりゃもう毎晩ラブラブ(オイ)
 担任は寝屋川花恋。

上杉凪:遊星学園二年。
 直人の例で言うなら油揚げ。
 セナとどっこいどっこいの天然っ子。セナより酷いかも知れない…。
 若林研究所を通じて櫂に出会う。櫂のことはとても大事にしている。櫂に一緒に遊星学園に行かないかと誘われ転入。
 その際直人に猛烈アタックを受け、周りに居ないタイプのため新鮮な気分と気恥ずかしさを覚えたが、そのうち惹かれていってくっついた。
 セナ以外では珍しい受けっ子。
 暴走しかける双子や、それに乗ってしまう直人を止めるのが最近もっぱらの役目。お兄さん気質で、櫂に甘えられるとついつい許してしまうところがある。(その際はもう誰にも止められない)
 寮の部屋は凪と同室。以下同文。
 担任は東堂紫苑。

若林怜夜:遊星学園学園長。
 ランとはただの上司と部下…という設定で。
 基本的にランの実力は認めているので何処で何をしていようが放任している。学園の名に傷がつかないよう行動していればそれでいいと思っている。
 翔と櫂に学園転入を奨めた人。
 櫂とは仲がよく、頼みごとをされることもしばしば。面白ければ大体は受け入れる。快楽主義者か。ランと櫂の仲が悪いのは知っているが、放っておいている。
 見ているのも面白いので。
 セナに関しては、優秀な教師だと思っているが、最近はもっぱらお遊びのネタ。そういえば、カレンの気持ちは知っているが応える気はない模様。(でもそのうち何かあるかも…)
 黒い翼の総帥。白い翼との争いはなく、良好な関係を続けている。

榊原乱:遊星学園数学教師。
 もう一匹のキツネ。
 櫂と凪を取り合っているうちに直人に掻っ攫われた人。
 基本苛めっ子。櫂とは好みのタイプが同じなのでよく衝突している。容姿はかなりイイ方なので隠れファンも多い。しかし基本的性格に問題があることは皆感じ取っているのであまり近づかない。
 赴任してきた当初からセナに目をつけていた。今ではすっかりオモチャ。暇だと思うとセナで遊んでいる人。遊んでいると時々シオンが邪魔しに来るので、あまり紫苑のことは快く思っていない。
 これでも結構真面目にセナが好き。伝わらないし、伝える気も現在ないらしいが、落とす気はある(ぇ)レイヤードのことは上司として尊敬している。キャラの多くに苦手とされている人。(得意とする人の方が珍しい)
 翔、杏里の担任。

新島瑠伽:遊星学園音楽教師。吹奏楽部顧問。
 女の人なのであんまり話には出て来ないけど。
 ノーマルな男子生徒の憧れの的(少ないが)
 そのカッコ良さは男とひけをとらない。杏里とは結構仲がいい。
 セナのことは可哀想だと思っているが、基本的に何もしない。
 クリスの担任。

寝屋川花恋:遊星学園書道教師。剣道部顧問。
 レイヤードのことが好き。
 オカマ口調で最初は引かれがちだが、生徒に信頼は厚い。剣道の腕も相当なもの。
 学園生にとっては良き相談相手。特に同性相手の恋愛相談が多い模様。翔や直人などもお世話になっているらしい。
 セナのこともそれなりにカッコいいとは思っているが、レイヤード一筋なためあまり興味はない。しかし、そのモテっぷりには苦笑を禁じえない。
 そのことについてセナに相談されることも。
 直人の担任。

ピピ:??
 すみませんっ!!(まず最初に謝るな)出します。人型で。
 ピピの種族は一定年齢を超えると人間の姿になれるようになるという設定で。基本の容姿は変わらないが、見た目年齢は子供から大人まで様々に変化出来る。学園内では生徒に見れるよう十六〜十八歳くらいの年齢に変化することが多い。
 時々翔たちの前に現れては驚かせている。セナ至上主義で、自分が変化することはセナにだけは知られたくないと思っている。(知られたらそれこそ卒倒されそうだから)
 兎に角神出鬼没。
 黒髪に青い瞳で、一人称は「僕」。口調は穏やかだが言っていることは結構辛辣な場合が多い。人型の時は「リョウ」と名乗る。セナには真理が生きている頃から恋愛感情を抱いていたようだが、保護者的愛も強く、セナが幸せならそれでいいと思っている。
 基本的にセナと、真理の子供である翔と櫂以外の人間はどうでもいいので、何処で誰がナニをしていようが興味はない。

畔戸弓弦:遊星学園二年。生徒会副会長。茶道部・射撃部部長。
 オリキャラです。
 黒髪に黒い瞳。純和風な雰囲気で。実家は茶道の家元。私服の時は和服を着ていることが多い。
 見た目は優しげな雰囲気だが来栖には「腹黒」と言われるほど捻じ曲がっている。
 才色兼備・容姿端麗・文武両道と何でも出来、学生にも関わらず超多忙な生活を送っているように思われるが、手を抜けるところでは徹底的に抜く主義。
 射撃部の顧問であるセナの腕に心からほれ込んでいる。それとは別にセナ個人のことも好き。職員室や寮監室はいつも翔たちが居るので部活動をしている時が一番セナと接する機会が多いにも関わらず、サボっていることが多い。実は部員が泣くのを面白がっているだけ。
 生徒会長の高遠とは仲がいいが、高遠曰く「自分が鬼ならこいつは悪魔だ」そうである。
 苦手なのは涼。いつも何故かいいところで邪魔してくるから。
 凪と同じクラス。
 担任は東堂紫苑。


 以上人物設定。これから増える可能性もアリ。
 さて、此処で問題が一つ。
 双子の両親、死んでますが、黒い翼との戦いは起こっていないため、死因は事故死です。
 養父のダナイがウィンフィールドに帰っている間に、五人で山にドライブに行き、その帰りに大型トラックに突っ込まれる。セナは何とか双子を助け出し、真理たちも救おうとしたが、叶わず、自らも車の爆発炎上に巻き込まれ、山中に吹き飛ばされる。
 で、セナはその後行方不明になったというのが大筋。

 どうしてそうなったのかは本編で。
 以上学園モノ設定でした。
 タイトルは現在未定。でも個人的には「セナの爛れた学園生活」という単語が頭の中に(ある意味私の頭の中が爛れている)。
 いや、実際は別のタイトルになりますが。





小説 B-side   Angel's Feather TOP